復職面談にて
復職初日、面談で嫌なことがあり、記事にしました。
朝は起きるのが少し辛かったように思う。まずは4時間から開始だが、通勤シミュレーション時に作った生活リズムを守り、15分程早く出社した。
初日だったので、組織上の上司と病気系担当者の方と、復職面談を実施。
その際、分からないこと(腑に落ちないこと)が2点あり、それらを確認する中で納得できず諦めを感じたことや、それでつい口走ってしまったことがあり、結果、気まずくなってしまった。
1.時間なのか時刻なのか
復職の勤務時間は、最初の1週間は4時間、次の週は6時間、3週目から8時間へ、という決まりになっているようだ。
開始時刻は9:00なのだが、大事なのは時刻なのか、時間なのかが分からない。
時刻も時間も守れば何も苦労はないのだが、こういう場合がある。
「込む時間を避けて15分程早く出社。」
この場合、普通に考えれば、復職直後で残業をしないことを優先に考えるので、15分早く帰っても良い気がする。
しかし、会社の答えは、時刻も時間も守れ、であった。もしも早く来てしまったのなら、9:00になるまで仕事はせず、時刻を守るように、と。
勤怠の事実関係は、入室時のカードタッチ記録と、個人がつける勤怠記録の違いで、検出することが出来て、ズレがあれば指導が入り修正を促す仕組みが存在している。
どちらかと言うと、実際より長く勤怠記録をつけてしまわないようにするために存在する仕組みではあろう。
しかし、今回のケースを、この仕組みに則って考えると、9:00まで何もしていない時間が出来るので、カードタッチ時間と勤怠記録に差が生じてしまうことになる。
勤怠を正常な状態に管理する、という意味で、ズレを防ぐ仕組み自体は否定しないし良いものだとも思う。
しかし、今回の件でズレが出てしまうことに対して、出てきた回答はこうである。
この仕組みは30分以上のズレが生じた場合に動くものなので、15分くらいなら該当せず指導は入らない。よって大丈夫、と。
唖然とした。全く本質を捉えていない。仕組みの穴をかい潜っただけだ。
2.計画の予実判断
日々、計画通りに業務をこなせたか、という記録をしばらくの間、つけないといけない。(産業医指示)
では、復職した直後の「日々の計画」とは何だろうか。
長く休んだので、休み前の続きをやることはあり得ない。となれば、当然仕事の説明を受けなければ出来ないのだが、いきなり日の単位でみっちり計画出来るような説明も出来ないだろう。
仮に説明されたとしても、そんな詳細レベルまで初日で聞いて計画には出来ないだろう。
そんな中で、当面は日々計画通りかどうかなんてことは(計画そのものが明確に出来ない状態では尚更)正しくジャッジ出来るはずがない。
そんな疑問はあったので問いかけてみた。
しかし、
その日に何をするかくらいは分かるでしょ、とか、大まかにくらい決めてやればいい、
といった回答をする人もいれば、
計画は決めておいて、最初は出来なくても仕方ないが、徐々に出来るようになっていく記録になればいいのでは、
というような回答の人もいる。
私の感覚は前者であり、最初は「何をするか」と、終了は「出来るところまで」、くらいにしか言えないので、それで評価しつつ、徐々に精度を上げていけば良いと思っていた。
しかし、後者はそうではない。しっかり決めることが前提になっている。
苛つくのは、そんな違う指導が出てしまっているのに、それを誰も同じ方向に近づけようとしないことだ。
それぞれが好き勝手に言いたいことを言って、それぞれが指導した、ということに満足している雰囲気がたまらなく嫌だった。
■諦めを口に出してしまい…
上記の通り、曖昧なことしか言わない人達に対して腹が立ち、つい言ってしまった。
「もういいです、○○○だと捉えて勝手にします」…といったことを。
それが投げやりに聞こえたようで(実際投げやりだった訳だが)、相手も感情的に反論(指導?怒られた?)された。
分からないことを分からないと伝えて、その結果、フワフワした内容しか返ってこないので、こう判断すると言い放った、それ程おかしいことだろうか。
その場の雰囲気を壊さないためには、言うべきではなかったのかも知れない。
しかし、我慢して分かった風にするのも違うと思った。
何がいけないのか…後から変な気分が襲ってくる。
言わなきゃ言わないできっとモヤモヤする。でも言ったら言ったで怒られたような感じになり自己嫌悪に陥る。
うつ明けだなんて、彼らはあの瞬間忘れていたのだろうか、自分らの役割をこなすことしか頭になかったのだろうか。
そうかも知れないな、と思う。
やはり、優しさなんて期待してはいけないのかも知れない。
聞きたいことの中にある不満要素が共有出来て、その不満も理解した上でどうしようかを話して欲しいと願っただけだ。表面的な回答など聞かなくても想像出来たから、そんなことを聞きたい訳ではなかった、というのが正直な気持ちなんだ。