"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

"性格 ストレス"(配慮があっても生じるもの)

配属業務が変化して半年が過ぎた。 この業務では色々と配慮して頂けて、何とか半年間継続することが出来た。 しかし、どんな業務でも楽なことばかりではないし、フェーズの変化も存在する。 下期に入り、フェーズが変化し始め、この業務に対しても不安やストレスを感じ始めたように思う。 どんな仕事であっても、自分の性格上感じてしまうことはあるのだろう("性格 ストレス")  

 

仕事が新たなフェーズへ

復職後フル稼働になってから、新しい業務へ異動になり上期を終えた。 会社の配慮もあり、納期のプレッシャーがない「裏で進めるような作業」が割り与えられ、形にすることは出来た。 下期が始まって間もないが、業務自体のフェーズも進み、自身の実施すべきことも変化してくることになる。

下期も同様に、私の使い方で上司は悩んで配慮はしてくれており、近々のマイルストーンに向けた作業ではなく、先を見据えて裏で進めておきたいことを割り当ててくれている。 しかし、説明を聞く限り、何をすべきなのか具体性が全く見えない

 

本流で私以外が実施する近々を意識した作業との関連・重複・協調が必要そうに見えるのだが、あまりそれを気にする必要はないとも言われる。 何となくそれらしいものを作りつつ、違っていれば修正するような進め方をしても良いとは思うが、自分の中で目的を納得した上で意味のある仕事にしたいという思いも強い。

上期も考えてきたつもりだが、これからはよりそういった視点を重視して役職相当の考え方が出来るようなリハビリもしたいと思っている。

そんな中で、曖昧性のある今の状態は、頑張っても報われない可能性を秘めていたり、何を頑張ればいいのかも分からない状態で時間を費やしたりするようなストレスに繋がりそうな気がしている。 また、業務自体も規模の拡大によって新たなメンバが増員されることになり、今まで関わったことがない人が参入してくることにも不安を感じている。  

 

新たなストレス1:仕事の曖昧性

私が休職に至った時の業務では、その業務が目指すゴールを定めて、そこへ向かってどうするのかを常に考えていた。 上司や顧客がそれを捻じ曲げるようなことを言い始めたり、横道に逸れ始めた時には、「ゴールとは」に立ち戻って、そこへの道のりを考え直していくようなことを心掛けていた。 しかし、その業務で潰れてしまたのは、

  • あまりにもゴールから外れすぎるものに変わってしまった
  • 次から次へとゴールとの関係が不明なことを頼まれて、それをこなすことに必死にならざるを得なくなった
  • ゴールへの道のりを補正する時間も取れないようになった
  • 到達点も見失い、理不尽な苦情や意味の分からない仕事で高負荷になるだけ、という状態に陥った

という流れだったように思う。 やはり、自分の中では明確なゴール(目的)が存在するものが業務である、という考え方が強く、そのために何をすべきかを考えたいと思っている。 現在の状況では、ゴールや戦略の曖昧性を感じるようになったため、同じようなストレスを感じ始めているように思う。 当時とは責任が違うため、具体的な指示をもらってそれをこなすだけにすれば良いのかも知れない。 しかし、それでも全体像は知りたいし、その中の与えられた作業が持つ意味は把握しないと、何の工夫も出来ないし、そもそも何をしていいのか難しい内容である。

 

新たなストレス2:新規メンバ

業務のフェーズに伴って増員メンバが入ってくることになる。 各種開発を経験し、パワープレイでこなしていくようなタイプで、それによって顧客にも認められてきたような人である。 元々熟考タイプで慎重に進めるような私とは違うタイプであり、加えて今の私の状態(人と議論することに非常に疲労が出てしまう)では、うまく協調して進めていく自信はない。 上司はそれを配慮して、あまり関わらないような役割にするようであるが、先にも書いた通り、全く関わらない訳にはいかないような業務構成であるような気もしている。  

 

挑戦はしたいのだが

業務の全体像が見えない時は、「可視化して共有し、それぞれの作業の位置付けを明確にすること」を重視してきた自分、それを実施することが役職相当の仕事だと思っているため、今の状況に対して、それを描くのは自分の責務ではないものの、明確化したいと感じてしまう。 それを実施することで、過去の自信回復や今のモヤモヤしたものを晴らしていきたい。 これはある意味、元の役割(役職)相当のことを実施してみるという「挑戦」にもなる。 なので、実施してみたい気持ちはある。 今の上司は色々と配慮はしてくれるのだが、彼もまたパワープレイを得意とする人なので、体系的な話をしようとしても、なかなか噛み合わないことは多い。 (彼の中では体系立っているのかも知れないが、感覚論も交えて話してくるので、納得しきれないところがある) そんな中で、この「挑戦」を試してみるのは、それ自体が報われないことになりそうな気もしてくる。 また、話が噛み合わなければ、ストレスになるし、納得出来ないままに進める仕事も報われない可能性はあり、それもストレスである。 そんな私を見て「何度も会話をしながら解消していこう」と言ってくれているのだが、噛み合わない・納得しきれない議論そのものが辛い。  

 

再発は回避したい

昨年休職した時期にも近く、状況や気候なども似た状態になってくる。 残業規制があるので負荷の面では、救われるだろう。 しかし、逆に限られた時間の中で、という制限がついてプレッシャーにもなる可能性もあり、同じようなストレスを抱え始めそうである。 そして、何をしているのか分からない/意味のある成果を出せない/報われない…と感じ始めて、再発してしまわないか不安が生じている。 再発はどうしても回避したい。 気を楽にする、という意味では、責任がないことや残業規制があることが味方になるのだが、本当にそんなものに頼っていていいのか、という葛藤も生まれて来る。