"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

うつ 復職 3ヶ月

新年度も近付き、この年度末でおおよそ"うつ 復職 3ヶ月"が経過する。 発症から現在に至るまでに感じていた不安や解消状況、解消出来たものは何を実施したことによるものかを整理しておく。 また、復職後の時短勤務状況や就業中の時間の使い方もまとめておく。      

これまでの不安の解消状況と解消行動

休職に入る時の不安に対して

・発端となった仕事→高負荷かつ責任も問われた心の溢れ。【解消】

・体調面→ 食欲不振、空嘔吐。【解消】

・復帰に関する不安→ 結局は逃げたという印象。周囲の目。【解消】

・長期的にみた生活→会社の将来性。どこへ向かうのか、自分にこなせるのか、楽しめるのか。【未解消】

【解消ポイント行動】・休職に関して上司としっかり話した ・復職に対する時短勤務の相談 ・業務への関わりの低減を会社と相談 ・周囲の目は毎日出社することで自然解消

 

復職直前の不安に対して

・逃げた印象に対し、皆の顔を見たり話したりすること自体のストレスと不安。【解消】

・いきなり5連勤をこなせるのか。【解消】

・家族が復帰対する不安は感じとってくれない。【未解消】

・復職しなければという焦りと、まだ復帰出来ないのではという不安の葛藤。【未解消】

【解消ポイント行動】・毎日出社し時々は休憩室で人と話すことで解消 ・時短勤務で毎日出社する習慣付け

 

復職直後のまとめに対して

・業務自体への入り方/自分の立ち位置についての不安。【解消】

・この会社で働き続けるという長期的な不安。【未解消】

・業務の詳細に頭がついてかない。【未解消】

・労働時間を長くしていけるか。【解消】

【解消ポイント行動】・業務への関わりの低減を会社と都度相談(無理しない前提で話した) ・毎日出社する習慣の定着、そこから時間を延ばすという段階的な復帰計画

 

復職2ヶ月のまとめに対して

・4月からの仕事・異動による業務変化・体制変化に順応出来るのか。【未解消】

・将来への不安。【未解消】

・体の不安(頚椎・めまい・震え・動悸・息切れ)。【未解消】

・復帰が進み再び生活に余裕がなくなる。【未解消】  

復職約3か月時点での整理

3ヶ月経過した今を考えると、2か月時点の状況と不安要素は同じであり変化してはいない。 良かったこととして、時短勤務からほぼフルタイム勤務と言えるまでになっていることくらいであろう。

逆にこの1ヶ月で強くなっているのは、体の不安である。 各症状に加え、最近は目が気になる。目を閉じて指で眼球の隅を押すと、逆側に真っ暗な中で玉のようなものが見えると思うが、それに似たものが、目を開けている状態でも時々見えるようになった。 全てがストレス的なものや頚椎系から来ているものなのか、症状それぞれに身体的な異常があるのか分からないが、とにかく仕事に集中することの妨げになる(なっている)ことは間違いない。 あれこれと色んな病院に行く余裕もなくなっている。

 

現時点(3ヶ月経過)の不安や課題

ここまで過去の不安の解消状況を振り返ったが、総合して残っているものを以下にまとめておく。

残課題・残不安

■長期的にみた生活の不安

・会社の将来性が見えず、自分はここでやっていけるのか。

・役職相当のことが出来るのか。

・娘のことを養っていくために、再発するかも知れないこの仕事・会社でいいのか。

■能力的な不安

・業務の詳細に頭がついてかない。(体調とも関連)

・4月からの仕事・異動による業務変化・体制変化に順応出来るのか。

・人との会話能力は下がっていて、会議やプレゼンなどは発作を起こしそうで不安。

■体の不安

・集中しようとしても頭痛やめまいが常に邪魔をする。

・頸椎痛、頭痛、めまいに加え、最近では目に異常を感じる。

■余裕がない生活への不安

・能力や体調面、将来に向けた不安を抱える中で、何らかの策を打つ時間的な余裕がない。

■家族が今の状況をどう感じているのか

・ほぼフルタイム出勤に近付いたが、仕事の中身はまだ元通りとは全く言えない状態である。仕事の中身のことは家族には話していないため、時間だけを見て安心しているのか、休職時に話していたような将来的な相談のことは忘れているだろう。

 

解消に向けて・当面は残業時間は少なくし、将来の模索時間は確保する。 ・体の不安を解消するためにジム(フィットネス)の検討を本気で考える。(気候にも期待・症状別の病院も) ・新業務でも「出来ない」前提で作業を受けるところから始めていく。 ↓ ・体の改善→仕事へ集中→業務をこなせるように。 ・余裕を持った勤務時間→将来も考える。 ※難しいと思うが今の思いではある。 ・クスリはまだ無くすことは出来ない。今はそれでもよしとする。

 

医師との4月以降の相談就業時間について「8時間以内」という制限を頂いている就業意見書は今月末までで切れる。 来月以降、どのようにすべきかを週末に相談し、新たに就業意見書を記載してもらうことにする。 今の思いとしては、4,5月は、月残業は0~10時間程度、一日の残業も30分以内という感じにしたい。 あくまでも上限であり、最低これだけはやるという下の制限は付けないようにしたい。

 

時短勤務状況・就業時間の使い方

最後に、この3ヶ月間の時短勤務の推移と、その中の時間の使い方を紹介しておく。

■時短勤務の状況と今後の計画

3ヶ月かけてフルタイムに近付く計画としていたが、計画ラインよりも上で推移しており、順調にフルタイムに近付けたと言える。

・1月度→マイナス36時間(74%)

・2月度→マイナス18時間(88%)

・3月度→マイナス0時間(100%)

 

4月度は体調と業務内容次第ではあるが、見込み的にはフルタイム(100%)継続出来ることを祈る。

■就業時間の使い方

 ・元の業務へ復帰したものの作業的なことのみを行ったが、時短勤務を延ばす計画を踏まえて余った時間はリハビリ的に自分の好きなことをする時間に当てた。

・途中で他業務のヘルプに入ったが、予定通りの時間で終えることが出来た。

・4月からの新業務に備えて、準備作業を開始している。(仕事の谷間のため、好きなこと(勉強)をして過ごす時間は取れている)

・元の業務は引き継ぐために極力単純作業は自動化を進めておき、渡しやすくした。

・今後は、新業務の割合が高くなると思われるが、自分の時間もなるべく確保していきたいと考えている。