変化する"大切"、"大切"にするためのストレス
"大切"なものは守りたい。人として当然の感情だと思います。 人に焦点を当てて"大切"な人と、ストレスについて思うことを記します。
変化する"大切"
あなたにとって"大切"な存在は?と問われた場合、何と回答するでしょうか。 そして、回答したものは一生変わらず"大切"な存在でしょうか。 例えば、以下のような答えがあると思います。
- 子供に聞けば「お母さん、お父さん」と答えるかも知れません
- 恋愛中の若者に聞けば「彼氏、彼女」と答えるかも知れません
- 人は関係なくずっと「自分自身」だと答える人もいるかも知れません
私自身は、結婚するまでは「自分自身」、結婚後は「家族」と答えると思います。 このように、何を一番"大切"と考えるかは、時々によって変化し得るものだと思っています。
"大切"なものを守るためのストレス
私自身の"大切"は上述しましたが、私が仕事をする目的は、この"大切"を守ることと繋がっているように思います。 「自分自身」を"大切"に思っていた頃は、野心・野望的なもの、頑張れば何かを得られるという期待によるものです。 「家族」を"大切"と思うようになってからは、生活を守る(収入を得る)ことになります。
人には様々な考え方があり、家族を持っても野心がモチベーションになっている方もいると思いますし、どちらも"大切"という方もいるでしょう。 何が正解なのか、どちらが良いのか、それに答えはないと思います。 本題のストレスについてですが、"大切"なものが何であれ、それを守るためのストレスは生じてしまいます。
家族より自分のために頑張る。 そんな方は、それによって家族をかえりみず家族にストレスを与えることになるでしょう。 人だけでなく、それが悪化すれば家族の関係を壊してしまい、自身のストレスにもなるでしょう。
逆に家族のために頑張る。 そんな方は、自己成長を求めなくなる可能性もあり、仕事がうまくいかなくなりストレスをためてしまうようなこともあるでしょう。 子供が成長して巣立った後には、目的を失い、それがストレスになることもあるでしょう。
両極端ではなくバランス良く考えられている。 そんな方も、やはり、バランスの違いのみで同じようなストレスは感じることになるでしょう。