"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

"復職 前日"ーその1

"復職 前日"

いよいよ復帰だが…

長かったのか短かったのか、明日から会社へ復帰することになる。

休職中色々苦しみながらも、食べられるようになり、外出も出来るようにはなっていた。 しかし、明日から復帰だと考えると、頭から消していた嫌な感情がどんどん沸き出してくる

胸が締めつけられて苦しい。空嘔吐しそうになるし、また食欲が無くなってきた。

しかし、同時にこれ以上休んだら戻れないような気持ちもあり、それもまた苦しみの材料になっている。

明日からの復帰に向け、今日は心療内科で判断してもらいにいくのだが、その結果報告も今日上司にしなければならない。うまく話が出来るだろうか。 今までの会社との話し合いから想像すると、おそらく会社は最初は無理させないような対応をしてくれるとは思っている。

しかし、休みに入ってから話したり顔を合わせているのは上司だけであり、明日はきっと、もっと上位の人や総務とも話さなければならない。人と顔を合わせて話すこと自体が苦しい。 また、出社すれば話はせずとも、業務メンバや周囲の人間の顔を見たり見られたりすることにもなる。どんな反応をされるのか、それも怖くて仕方がない。

また、いきなり月曜から5連勤になるのも途方にくれてしまう、とにかく長い。 ゆっくり慣らしたい気持ちが大きく、前半は数時間で帰れるようなことは無理なのだろうか。医師や会社にそのように指示してもらえないだろうか。 そんなちょっとした期待を想像して、この直前のおかしくなりそうな気持ちをごまかしている。

 

助けて欲しい…でも

発症後に休んでしまった時、休む決断が出来るよう優しい言葉をくれた妻だったが、復帰に向けての不安に対しては私から逃げているようにも見える。

先週も今週も不安が強い日には出かけてしまっている。 休養中は、色々忘れるために、不安が具体化して頭の中を支配しないようにと考えていたのか、私は妻のこの件についてあまり話さなかった。

それもあってなのか、笑えるようになり食べられるようにもなり、もう大丈夫だと思っているのかも知れない。 今日の不安や苦しさ、これからの不安が、再び具体的なものとしてどんどん大きくなる。 助けて欲しい。

でも、誰に何をして欲しいのかと問われても答えられない。 ただただ苦しくておかしくなりそうだ。 今弱音をたくさん書くと、苦しみが増加しそうなので本当は今日はブログを書くのをやめようと思っていた。 しかし、重要な節目だと思う。 なので、うまく伝えられないかも知れないが、とにかく復帰前日の今がものすごく苦しいことを記録しておく。