"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

復職に向けた "就業意見書"

復職に向けた "就業意見書"

再び銭湯へ外出

休職に入って一週間が経過した。 今日は天気が悪く気分が上がらなかったが、昨日の反省を受けて、昨夜のうちに今日の外出のイメージをしておいた。

まだ会社へ行く時と同じ時間の起床とまではいかないが、それに近い時間に目覚ましをセットして、何とか起きて出かけることが出来た。

行先も限られるが、懲りずに一日のんびり出来る銭湯に行くことにした。 今日は寒い日だったため、ゆったり温まれたことや、読もうと決めた本を持参したためか、嫌なことを忘れて、胸の苦しさもなく過ごせた。

早起きも出来て、長い時間の外出も出来て有意義な一日になった気がした。 会社のことはあまり考えずに過ごせたが、そこで一本の電話が入った。

 

復職に関する会社からの電話

一週間という節目でもあり、予想はしていたが、銭湯から出た後、外出先で会社からの電話があった。

この電話で、一気に現実に引き戻された気がした。 「体調はどう?」といった内容ではあったが、復帰をいつにするかの話もしたい雰囲気を感じた。

まだ下痢はあるものの食欲は徐々に出てきたがことと、クスリには頼りつつも睡眠時間の調整や外出を心がけている旨を伝えた。

その上で、本来あと一週間は休職するはずだったが、話しの流れで、次週の後半を目指したいと言ってしまった。 話しの流れと、外出先で電話を受けて、家で寝込んでいる訳ではないことが知られたせいもあり、言わされた感はあったかも知れない。

電話の後、後悔していると、次はメールが届き、「二週間以上の休みになったため、復帰には主治医による"就業意見書"が必要」とのことだった。  

そうなると、私の通う心療内科は診察日が土日月のみなので、次週後半の復帰は不可能である。 結局、来週末に受診して"就業意見書"をもらい、再来週復帰を目指そうという話になった。 続けて、現時点ではそこを目指すが、その時点でまだダメならもっと休んでも良いということだった。 少し安心する自分がいた。

 

拍子抜け・安心・不安

休職に入ってから、外出を心がけて自分なりに奮いたたせて頑張ってきたため、「あと一週間・ダメなら追加も可」という結果に少し拍子抜けした。

正直なところでは、もう少しスローペースで残りの休職期間を過ごせるというちょっとした安心(もしくは怠け心)と、休みが長引くと戻り辛くなるという不安の両方がある。 「もっと長く休んでも良い」が指す意味が、私が不在でも仕事は回せるので「戻ってももう居場所はない」ということなのか、などと要らぬことまで考えてしまう。