"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

発症後の経過1 "うつ病 会社 反応"

発症後の経過1 "うつ病 会社 反応"

正式な休職ではないものの最初に会社に行けない日を過ぎ、二日目もやはり出社することが出来なかった。

会社からの電話

休んでしまったこの二日間、無断欠勤は出来ないので、妻から会社に体調不良である旨を連絡してくれていた。 自分でかけるのは正直怖かったので、そうしてくれる妻には感謝していた。

しかし、会社としては業務のこともあり、詳細を知りたくなるのは当然であろう。休んで二日目の夜、会社より直接私の携帯に電話があった。

正直こんな状態の自分を見せたくない、何を話したらいいのか分からない、うつ病などと言えない、そんな気持ちが着信音と共に頭を駆け巡り、苦しくなり、電話を取ることが出来なかった。 それでも、何度も何度もしつこくかかってくるので、意を決して電話を取った。 以前から診療内科に通っていることを知っている上司もいたため、うつではないかと心配はしていたようだ。 話してくる内容は

  • 自分を責めるな
  • 誰がやってもあれは無理だ
  • 何とかしておくから

と言った内容だった。 責められるよりは良いが、言われる程にマニュアルに従った上辺の言葉に聞こえてくる。 そう捉えてしまうと、自分の能力がないように聞こえてしまい、よりいっそう苦しくなる。 そんな気持ちが頭の中をぐるぐると回って電話中なのに涙が出てきて止まらない。 電話から聞こえてくる言葉に安心している訳ではない。 溢れたものがよみがえっているのと、話すことによって更なる不安を産み出した結果の涙である。

話し合いの提案

涙ながらに苦しい旨は伝えたが、それでも一度会って話そうと言われてしまった。

他の人がうつになった時に取られていた会社の動き(マニュアルなのかも知れない)なので、予想はしており、「私もか」と驚きはしなかった。

上辺の話を聞くために、ここ数日何も食べることが出来てないこの体を呼びつけるか?と嫌な気持ちにもなった。 体調のことも伝えて、「もしも外出出来そうなら」ということで電話は終わった。 電話が終わったが涙でボロボロになり、前日以上に気持ちが溢れ、その日はほとんど眠れず、嫌なことばかりが頭を駆け回り最悪だった。

  • 弱い自分を会社にさらけ出してしまったこと
  • それでも苦しさはどうしようもないこと
  • やはり能力的な限界かのかも
  • もうこの会社ではやっていけないのかも
  • だとしたらどうやって生活していけばいいのか

そんなことばかり考えた。 何の気分転換も出来ず、食べることも出来ず、空嘔吐を繰り返していた。