"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

最近の"違う種類の調子の悪さ"

ここのところ、本ブログが書けずにいて、久しぶりの投稿になる。 夏も終わり、秋・冬へと季節は変わっていく中で、何かと調子を崩すことが多く、書き留めておきたかったのだが、なかなか時間が割けずにいた。 時間が割けない状況になっている時点で、あまり調子が良くないとも言えるだろう。 最近、"違う種類の調子の悪さ"を感じるため、状況を記録しておく。(進行形)  

 

仕事

毎日出勤は継続出来ており、8時間(以上)勤務も定着している。 仕事の内容としては、夏ごろまでは納期に追われるようなものではなく、長いスパンで取り組めるものが多かった。 しかし上期としての区切りや、業務全体の動向変化によって、最近は少し急がされるような内容や難しい内容のものが増えてきた。

上司は「期限までに必ず実施せよ」とは言わないのだが、状況から察すると急ぐべきと感じてしまうものもある。 また、動向変化と述べたが、実際は業務の方向性自体に不透明感を感じており、私が焦ることではないのだが、何故か不安に感じている

面倒な作業も多いのだが、作業ボリュームへの認識も上司とズレが生じることがある。

「これくらいなら2日程度で行けるよね?」と問われ、自分の中でそれをイメージすると「面倒さを考えたら1週間はかかるだろ?」といったことがある。 ズレたままでは苦しくなるだけなので、説明して納期調整は実施しているが、上司は上司で突然「途中でもいいから今出来たものを提出して欲しい」といった依頼も多い。 こういったことが増えているため、「ゆっくりでよい」とは言われても「実際は急ぐべきかも」と感じて、残業規制のある中で終えるために必死で作業に没頭している日々が続いているように思う。

勤務時間も後半になると、徐々に頭がフラフラし始めて、帰宅時間には酷く疲れてしまっている状況にある。 最近では、業務以外の興味毎を調べたりするような時間は全く取れなくなってしまっている。

 

疲れや眠気

仕事に対する精神的なプレッシャーや没頭による疲れ、もしくは季節や気候的なものなのか、原因は分からないが、最近は酷く疲れていて眠気が襲ってくる頻度が多い。 仕事の合間でふと気を抜くと、一気に気持ちがモヤモヤし始めて胸が苦しくもなる。 後半は頭がフラフラして集中出来なくなってくる。 会社で眠るようなことは稀だった私だが、昼休みに眠ってしまうことも増えた。 また、帰宅後に食事を終えてリビングでテレビを観たりしていると、知らぬ間に眠ってしまっている。 誰も起こしてはくれないので、遅い時間に目が覚めて、本当に眠りたい時間に眠れなくなり、翌日の眠さにも繋がっている気もしている。  

   

虚しさ

今までは、早く治したい気持ちや、しんどい中でも楽しいことを探して気分を上げていこうという気持ちで頑張ってきた。 しかし、最近はそういった強い気持ちが薄れてきているように思える。 諦めや甘え、ということではなく、色々なことに虚しさを感じるようになった、と言った方が正確かも知れない。

「仕事で疲れきって、帰宅してぐったりして、しっかり休まらず朝を迎えて、それでも会社へ向かう」毎日や、「遅くまで寝てしまって大したことも出来ずに終わる休日」、その繰り返しの中で何も楽しいと思えなくなってきたのかも知れない。 加えて体にも色々な症状や痛みが出てきて、出来ることも制限されているように思う。

 

明確な原因がないことが厄介

休職に至った頃は、明確な理由が存在していた。 なのでそこから離れる、それらを取り除く、といった対策が具体的に出来たのかも知れない。 しかし、今感じている虚しさのようなものや胸が苦しくなったりすることは、明確な原因が見つからない。 ここまで書いたようなストレスはあるので、それが原因ではあるのかも知れない。 しかし、これらは毎日の生活でしかなく、そこから離れたり、除去するようなことが難しい(出来ない)。 なので対策も考えられず、何も出来ない。 何もしなければ解消することもなく、こんな日々が続いていくだけだ。 おそらくこういった病気は「希望」が持てなければ回復は困難になる。 私にとって「希望」とは何なのか、それも最近では良く分からなくなっている。 生活していく上でお金は必要だから働かなければならない。 今は、働くことにそれ以上の理由はないように思える。 そんな中で空っぽになりそうな自分がいる。  

今は難しいのだが

これまで自分でやってきたように ・嫌なことは考えない ・楽天的になる …といったことで乗り切れれば良いのだが、今の前向きさが薄れた状況の中では難しい。 嫌なことを考えている訳でもなく、ただ何となく気持ちが沈むのだから。 この時期、調子を崩している方も多そうで、「季節的なもの」と割り切って耐えることくらいしか出来ない。