"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

読めない時代、苦しい時代による"ストレス社会"

何が起こるか分からない世の中でストレスを抱える時代、"ストレス社会"についてです。

テクノロジーの進歩

私が社会人になった頃は、Windowsがようやく出回る時期でインターネットが普及する直前でした。 「世の中が繋がって知らない人とメール出来るね」程度に思ってましたが、今関変えると、そこに存在した可能性は無限大でした。 世の天才達は今の世の中が想像出来ていたのでしょうか。 技術面での連鎖発展のみでなく、"ストレス社会"も含めた将来像を。

幼い頃に描いた未来像は、車にはタイヤがない、宇宙に自由に行ける、そんなものでした。しかし、進化の方向は全く違うものでした。 資源燃料の枯渇や温暖化、それを考えずに技術成長のみに走ってきた煽りを受けているのも事実です。 世の中の天才がインターネットを実現させ、そのインフラ上で更に新しい天才が新たなシステム、ビジネスを展開し、便利な現在を形成している訳です。

 

進歩の代償

高度成長期の闇雲な技術成長による反省をこの便利な現在を作っていく人々はどこまで考えているのでしょう。 当時もきっとストレスは存在していたのだと思いますが、"ストレス社会"を作ったことにスコープが当たることが少ないのかも知れません。 エコへの取り組みなどは資源枯渇といったことを考慮したものではありますが、それだけで教訓を活かしていると言えるのでしょうか。

スマートフォンの登場は素晴らしい出来事だったように思えます。私自身これがない時代には戻れない気もしています。 しかし、それは良い影響ばかりだったのでしょうか。 単純なことから挙げれば、人体への影響、視力低下や記憶しようとする力など、悪化しているでしょうし、自宅にいながらにして買い物が出来ることで体力低下も考えられます。 また、スマートフォンがない時代を前提とした職業の方も打撃を受けたはずです。 技術革新の名のもとで、新たな発想をビジネスに出来るものが勝ち上がり、その裏で苦しむ人や、人そのものの退化を招いている事実はある訳です。

 

"ストレス社会"の解消は困難?

世の中は常に動き続けるものであり、安定はあり得ないものなのです。 田舎育ちの私にとっては両親の仕事を見てこんな変化を感じてはいませんでした。 だから自身が世に出てもそんなに大きく変化することはないといった甘い考えを持っていました。 決して勝者になることが全てではないとは今も思っています。 ただ、こんなにも変化する世の中で、何とかなるという楽観的な考え方は通じないのでしょう。 そして簡単に将来は読めないものです。常に世の中の動向を知り、あらゆる可能性を想像出来る人は勿論存在するとは思います。

もう便利にならなくていいから、皆が貧富なくストレスを感じることもなく過ごせる世界、それはきっと無理なのでしょうね。 そんなバランスを取ることは出来ないのでしょう。 "ストレス社会"の中で、少しの楽しみや幸せを価値にしながら、人類の滅亡に向かって突き進むのかも知れません。 誰かを批判したい訳でもありません、天才と簡単に言ってしまいますが、それは凄い努力の上で存在しているのですから。