復職へ向けて(その2)
初回の産業医面談で復職訓練保留となり、色々とやらなければならないことが出来ました。
それなりにこなしつつも、なぜこんな辛い思いをしなきゃいけないのか分からなくなったり、不安定な自分がいます。
主治医と話す
初回の面談時に産業医から話があった「元の状態に戻れているか」は証明しにくいものだが、主治医と再度話して復職を目指すべきかを話す必要はある。
主治医と話すこと自体は、それ程難しいことではない。
定期受診しているので、その場で相談すればいい。
また、主治医は基本的には患者の気持ちを優先してくれるので、復職したい旨を伝えれば再度OKは出るであろう。(もちろん、それなりの回復状態にあることは前提だが)
受診した結果、産業医に対してどう回答しようかという相談をして、それでもやはり復職OKという意見を頂けた。元の状態かどうかは難しいがそれだけの意欲はあることを伝えるしかない。
自己努力
主治医と話す以外で、自分で努力しておくべきこととして、「規則正しい生活を送れている」と言い切れなければならない。
そこで、毎朝、出社を想定した時間には起きて、
- しっかり朝食を食べる
- 朝食後、決まった時間にクスリを忘れずに服用する
- その後、何かしら行動をする
ことにした。
「行動」は、散歩を行うことにし、毎日30分程度にしていたが、それではすぐに終わってしまうので、徐々に延ばして、2時間まで行うようにした。
おおよそ午前中はこれで時間を使い、午後は割と自由に車で出かけたり、部屋でのんびりしたりして過ごしていた。(午後もう少し何か出来ると良かったのかも知れないが)
何のため?
上述したような生活を続けながら、常に前向きだったかと言えば、そうではない。
だんだんと何のために頑張っているのか、何と闘っているのかが分からなくなることは多かった。
なぜ僕はひとり暮らしをしているのか、ひとりでいることに慣れて何か嬉しいのか、そんなことも思う。
ひとりでいることや、本当の自分の家に住んでいないこと、そういう状況に納得をしたくない。
嫌われても家族は家族だと思いたいし、ローンに苦しんでいるのはあの家なのだから。そのために頑張るというモチベーションを無くしてしまったら、何が自分の大切なものなのかが分からなくなってしまう。
でもこのままでいたら、忘れてしまいそうにもなり訳が分からなくなる。どう考えながら生きていけばいいのか。
今は何も考えずに「まずは復職する」ことに専念するしかないのだが、その先に何があるというのだろうか。そこまで考えるとやっぱり苦しいしやりきれない思いがこみ上げてくる。