"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

"うつ病 発症 休職 復職 流れ"

復職奮闘中の状態ではあるが、ここまでの私の体験をもとに "うつ病 発症 休職 復職 流れ" をまとめてみる。 概要のフローのため、詳細な気持ち等のことは省略し、どう動いたかを中心として記載する。

うつ発症→休職→復職 概要フロー

 

うつ病 発症 休職 復職 流れ

 

 

フロー中の詳細説明

病欠

まずは休んでしまうもの。 会社にもよるかも知れないが、3日以上の病欠の場合は会社から診断書の提出が求められる。 休んで良化が見込める場合は良いが、たいていの場合は短期間では困難なため、早めに心療内科を受診し、次のステップへ進むべきと考える。 

心療内科の受診

気軽に行けばよい。 第三者であること・医師であることから、今の自分の苦しみや状態をすべて吐き出すべき。 その上で出社出来ない状況が妥当ならば、診断書を出して貰える。 但し、初診ではすぐに状態を判断することは困難である場合も多いため、当面の診断書(数日)を貰いつつ、通院を継続して長期的な休養の必要性を判断して貰うのが自然かも知れない。(産業医がある場合は、産業医の受診が望ましいかも知れない)

この結果を、会社ともしっかり話し合い、どれくらい休むことにするのか(ひとまず、でも良い)を決める。 その間の休みの扱いや給料についても説明を聞いておくと良い。(100%受給するには有休等の残数にもよる) 会社が支給するものではないが、「傷病手当金」といった制度も確認しておくと良い。 

休職(休養)

休職中は、まずは心身をしっかり休めることから始めると良い。 休んでしまい仕事が気になるかも知れないが、それを考えると更にストレスが蓄積されてしまう。 なるべく仕事のことは考えず、心身を休めることに徹した方が良い。 ※休職中の過ごし方(私自身どう過ごしたか) 

休職(復帰準備)

休養期間中は、眠れない・食べられないなどで生活習慣が乱れてしまうが、これらが改善してきたら、規則正しい生活をおくるなど、通常の生活リズムに戻していくと良い。 また、体力的にも弱くなっているため、散歩などの運動も行う。 そういったことを徐々に仕事が出来る状態に近付けていくためにステップアップさせて取り組んでいく。 産業医などにかかっていれば「リワーク」といったプログラムも存在するため、徐々にそういったことにも挑戦していく。(私はしていない) 

※2度目の休職時には、この「リワーク」に相当するものが必須と言われた。→その内容は日記にて記載会社との会話(休職から2ヶ月) - うつ病 体験記(進行形)

 

復職の具体化

心身共に回復し、気持ちも前向きになり、復職を目指せる段階になった場合、その旨を主治医に話し、状態を見てもらって判断を仰ぐ。 その際に、復職可能と判断されれば、復職に関する意見書を書いてもらう。

意見書は病院側が保有しているものではないため、持参する必要がある。 会社がテンプレートを保有している場は会社に確認して入手しておく。なければweb上にサンプルなどが存在するので、そういったものでも良い。 書いてもらう際には、時短勤務でないと不安・仕事の内容は軽いものから…などの思いがあれば、伝えて反映してもらうと良い。 これを元に会社と相談し、どのように復職していくかを話し合う。  

段階的復職

意見書に従って会社と相談したプランに従って、復職していく。 私の場合は、時短勤務4時間程度から始めて、3ヶ月ほどをかけてフルタイムに戻していった。 

 

それでもまだ… この段階で会社に出勤可能な状態は定着しているかも知れないが、不安を感じる気持ちや、ブランク明けであることから、元通りになれている訳ではない。 再発させないための、仕事への配慮等は継続して、心療内科会社との相談を継続していくべきだろう。

 

 

 

※★長期休養の場合はもっと厳密なフローになる→参考記事へ