"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

2度目の休職生活(初期…これで良いのだろうか)

会社に行けなくなって休職に入り、既に1か月近くになる。

昨年のような「早急に戻らなくては!」という焦りはないのだが、何をしているんだろ…という気持ちは強く、長い目で見なきゃいけないと思う分だけ、しんどいのかも知れない。

 

こんな生活でよい?

今は「休養の時期」と割り切るように思い込ませているが、夜の中途覚醒が多いこともあり、夜は23時位に寝始めて、朝は10時近くまで起き上がれない。

トータルで11時間も眠っているように見えるかも知れないが、中途覚醒は3、4回、早朝覚醒時間はやや遅くなり始めてはいるが、それでも7時くらい。

そこから10時までの間や、中途覚醒の合間は悶々としてる時間で、実際には眠れていない。 眠りについては、どうにもならない部分はあるので、今は体を休めるために、トータルとして時間を確保するためにはやむを得ないのかも知れない。

 

起きる!とに決めた後は、食べ物を口に入れる習慣を忘れないように、バナナや食パンを食べる。

これは、起きてから15時くらいまでに強く不安になるのを防ぐクスリを服用するために、「食後」というタイミングを作る目的でもある。

そうとでも考えないと、おそらく食べないままかも知れない。

物を食べるということは、口の中が気持ち悪い状態ではいけないので、その流れの中で歯磨きもする。 何とか理由を付けながら、自分を動かそうとしている。

 

食事以外の時間は、落ち着くと、色々と考えてしまうし、テレビは全く見る気になれないため、パソコンを何となく立ち上げる。

これといった目的がある訳でもないのだが、

  • 感情を揺さぶられないようなサイトの閲覧
  • ちょっとしたお小遣いサイトでほんの短いアンケート書き
  • 為替の変動数値を眺めている

そんなことをしながら、時間が流れていくのを待っている感じだろう。

外出してはどうか、といった考えも昨年はあったが、今はまだそう考えるのが辛い。

ただでさえ、世の中が浮かれモードに入るこの年末年始のシーズンに、そんな幸せそうな人々を見ることが耐えられない。ますます孤独感が増しておかしくなってしまいそうだ。

 

いいのだろうか?年末年始に向かうが、そんなことは全く関係ない過ごし方をすることになりそうだ。そんなことは初めての経験になるし、正直なところは不安でいっぱいだ。

現状、休職療養中の方はどんな生活パターンで過ごしているのだろう…。 色々と知りたい、でもあまり積極的に人と関わる元気が今はない…。

 

何も出来ないとは何だろう?

よく、ネットの書き込みなどで「何も出来ない」のがうつ病だと言う方がいる。

間違ってはいないのだろうが、万人共通とも思えない。

また、同じ人でも状態によって差は出てくるだろう。

何も出来ないからと言って、ずっと眠ってはいないはずであり、睡眠障害があればそれも困難であろう。 では起きてる間、何をしているのだろう?

無気力・無感情にはなる。他人がすべて別世界の住人に見えてそれを感じるものに触れたくない(外出・テレビ…)。

でも、じゃあ何をしてるのか?

 

私は上述したように、ひたすらパソコンに向かってることが多い、今は。

だから何もしてない訳じゃないし、何も出来ない訳でもない。

ただ、嫌なことを考えたくない、それを紛らわすことは出来る。というよりも、「紛らわすために動いている」ようにも思える。

誰かの言う「何も出来ない」は、こんな状態も含むのだろうか?

人と比べて安心したりするのも違うとは思うのだが、つい気になってしまう。

本当に「何も出来ない」というのはどういうことなのだろう?

(確かに最悪に沈んだ状態ではそうかもしれないでも四六時中そうなのか?

そんなことを思ったりする。