"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

復職 経過 5ヶ月

間もなく復職してから5ヶ月が経過する。 フルタイムになってからは、2ヶ月半になる。 今の状況をまとめておく。

出勤状況

緊張するような場面は極力与えないような配慮をして頂いていることと、そのようなイベントが今はないことによって、突発で休むことは無くなった。 今年は計画的に有休を取得していきたいとも思っていて、それも今のところ計画通りに出来ている。 出勤状況は上記の通り、毎日通勤出来ている。 

 

仕事の内容

以前のような顧客への営業(予算)系の作業や、上層部への報告、顧客との議論などは実施していない。 対人という部分で配慮してくれているからであるが、それがないため、役職に見合った仕事をしているとは言えない状態である。 過去の実務経験を使って黙々と出来る作業(設計・試作・考察など)を消化し、時々その成果物を上司に見せて議論するような日々を送っている。 このままで良いのか、という焦りは当然ある。 上層部でも顧客でもないが、近いうちに委託先の会社の方と議論する機会は出てくる雰囲気であり、それを考えると不安に感じてしまう自分がいる。そう考えると、まだ焦ってチャレンジすることも困難なのかも知れない。 少しずつそういった場に出るようにし、無理な時は退席するなどもして、慣れて行こうと思ってはいる。 きっと毎回不安が襲ってきて、それと闘うことにはなるのだろう。  

 

何が辛いのか

日々の仕事をこなすという意味では今は辛いと感じることは殆どない。 対人不安が残っているのはあるが、やはりそれも体調面から来ているものだと思っている。 体調とは「めまい」と「胸の苦しさ」である。 「めまい」は、もうこれは「めまい」なのか?と疑問に思えてくるほど酷い。 時々頭がフラッとするようなものではなく、割と常にフワフワしている。 これが全ての不安の原点で、この感じのまま嫌なことに臨むと、本当に倒れてしまうのではないか、対人の部分もそれで様子がおかしくなる自分を見られたらどうしよう、そもそも重大な病気なのか?そんな不安に繋がって「胸の苦しさ」にもなっているように思う。 特に症状が強いのが、 ・朝 ・仕事の合間(ちょっと気を抜いた時) ・仕事が終わった時(帰宅時間) である。 会社以外では症状は弱まるため、やはりストレス的なものなのかも知れないし、疲れや頚椎の関係かも知れない。 これがなくなれば、もしかすると先が見えてくるようにも感じている。 やはり、しっかりこの症状の検査(脳?循環器?再度整形?など)をすべきだと思うようになったが、行動にまでは至っていない。 

 

何ともならない不安要素

休職中に色々と考えていた、将来的な悩みについては、相変わらず変わってはいない。 大きく言えば、以下2点である。 ・この会社でやっていけるのか(方針の変化、それに価値を感じるか、着いていけるか) ・娘の心配(自分の調子が悪いので、ずっと支えられるか、という面もある) ゆっくり考えていけばいいと思ってはいるが、ゆっくり考えるというのは、実質「考えない」になってしまう。 毎日少しずつ考えるのも違う気がするし、時期を決めて考えるのも違う。 自分の回復状況を見ながら、その状態が材料になって良い方向を見えるようにすることなのだろう。 なので、何かが変化している訳でもなく、今は頭の中から無理やり消している状態である。 フルタイムで帰りが遅くなったり、ジム通いをするようになり、家族と話す時間は再び少なくなってはいる。 妻に以前話したようなこと(みんなで出来るような仕事を考えたり、娘の道を考えるようなこと)は、今もきっと何も考えていないだろう。 今は、私自身も以前記載したような「楽天家」の部分を意識して、あまり考えないようにしたいのが正直なところである。 まずは、転職などはともかく、今の会社での配慮がある中で体調の回復を考え、その経過と共に何かが見えてくると信じたい。 娘のことは、話す時間があれば、これからも色々話をしていきたいと思っている。