"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

初の "復職後 出勤出来ない" 日

初の "復職後 出勤出来ない" 日

報告会が怖い

今日は、先週昇格者へ指示があった課題「新任の抱負と目標」について、会社役員を前に発表を行い、内容を議論する日だった。

昇格を受け入れることにはしたものの、こういったイベントや研修が増えることに懸念は感じていた。 指示があって以降、ずっと不安には思っていたし、夕べはそれがピークに達していた。 でも、なるべく平静を装って、きっと朝になれば自然に体が動いていつも通り出勤出来る気もしていた。

しかし、朝になって目は覚めたのだが、体が、気持ちが、起きようとしない。 ベッドで葛藤が続いたが、上司へ「頭痛と吐気で休ませて下さい」とメールしている自分がいた。 そう、初めて "復職後 出勤出来ない" 日になってしまった。 今まで1日も休まず順調に行けていた自分を褒めつつ継続してきたが、これで褒めるべき自分がいなくなってしまった。 結局こういうストレスを感じる日は行けやしない、それで順調と言える訳がない。

 

何が怖いのか

なぜ、この報告会がそこまでのストレスになったのか。 議論の場は、役員はもとより、一緒に昇格した「出来る面々」も出席し、そこそこの人数になる。 どんな部屋で実施するのかにもよるが、前に立ちプレゼンのような形式であれば、怖くて出来ない。

また、今の自分はまず普通に復帰することに注力している状態であり、周りに比べて立派な報告や思いを述べる議論が出来る気が全くしない。 その場に自分がいて冷静に報告・議論しているイメージが全くわかないのだ。 それが何より怖かった。 役員は私の状態を知っているので、参加しても気を遣ってくれたかも知れない。しかし、一緒に昇格した「出来る面々」はどうなのか、多分そっちの不安が強かったように思う。

 

また休みが続くのか

今日出社出来なかった理由は、明白である。 このピンポイントなイベントが理由なので、明日はきっと出社出来るとは思っている。

しかし、こういった苦手なことに遭遇する度に休んでしまうのだろうか

順調だと思っていたのは、ただ「出社すること」だけであり、不安要因に対しての耐性は全く順調ではないことを思い知った。 しかも、これは簡単に克服することが難しいものだと思っている。 ゆっくり克服するしかないとは思っているが、研修等のスケジュールは会社が企画して設定してくるものなので、自分のペースは通用しない。 今後も昇格者研修は増えるだろう、次はいつ何が行われるのか、考えると不安が止まらない。 しかし、耐性はつけなければならない。 聞くだけの研修ならば可能だろう、発表や議論は苦しい。見極めて自分の状態と相談して、それが出来たら良いとは思う。 次回は出席出来るように。