"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

"うつ病 復職 仕事初め"

"うつ病 復職 仕事初め"

朝の気分は最悪

年末年始の休暇が終わり、今日から仕事初めである。うつ病からの復職後、初めての長期連休明け勤務の日となる。 世間は祝日で休みということで、それも出社したくない気持ちを膨らませる。 更に天気は雨。気分は最悪である。

15分ほど寝坊してしまったが、「時短勤務」、「今日の年賀式には参加せずに帰る」、と言い聞かせて家を出た。 以前から空気が冷たいと吐き気がすることが多い私だが、今日は気分の沈みも手伝ってより吐き気が強い。頭もくらくらして少し頭痛もある。

 

会社への報告

出勤後、月初の勤怠処置を済ませて、すぐに総務へ向かった。 今週の時短勤務の件と、年賀式の欠席について報告するためだ。

総務の人は今日の年賀式で元気になったところを見せて欲しかったようで、欠席の報告にはガッカリしていた。

連休を挟んで回復したとでも思ったのだろうか。心の問題は休んだからどうにかなるものではない。休めば不安も沸いてくる。そういったことは分からないのだろう。

そんな総務の反応に対して「それは早すぎます」と答えると共に、時短勤務の件も承諾してもらった。 途中で部長にも偶然会い、同じ報告をした。 部長からは無理しないように言われ、肩をポンとたたいてもらえた。それで少し気持ちが落ち着いた気がする。 席に戻ると業務の上司も来たので同じ報告をした。 ひとまず年始の一通りの報告は終わったが、既に疲れてしまった。

 

今日の仕事

早速仕事初めとなるが、今日は先月の工数や成果をまとめる必要があるので、最終的な集計や見積書の作成、見積説明の書類作りなどを実施した。

顧客納入は今週末に予定しており、この仕事は期限があるものだ。 時短勤務の中でうまく終わらせるようにしなければならない。 期限がある仕事はプレッシャーにはなるが、おそらく限られた時間の中でも可能な気がするので、あまり考えず淡々とやることにしよう。

年末前と同じく、作業を始めてしまえば時間は過ぎていくが、区切りのふとした時に、頭痛や吐き気は襲ってくる。 午後は業務メンバが相談事で席に来たので少し人と話すことも出来た。 その彼も心配はしてくれていたが「僕もやる気満々な訳じゃないですけどね」という一言を残してゆき、それがチクッと私の胸に刺さった。

早く本当の意味で戻らなきゃいけないのだろう。 ひとまず初日は目標より30分長く働いて乗り切れた。ここは自分を褒めておこう。

 

これから

何とか初日は終えたが、本当に苦しくなるのはこれからだろう。

  • 時短勤務を少しずつ延ばすこと。
  • メンバとのやり取りを増やして成果物整理や納入に向けて作業を加速すること。
  • これからの業務にどう参入していくか決めて入っていくこと。

考えると色々ありすぎて、不安ばかりだ。 でも、毎日出勤はしようと思う。 いつ何がどれだけ出来るようになるかは言えないが、無理なことは無理と言おう。 それでもやはり迷惑はかけるし、周囲もいつまでそんな状態なんだ?と思い始めそうで怖いのは確かである。 気持ちの面で、焦りがマイペースを崩していかないようにしたい。