"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

"うつ病 連休明け 前日"

"うつ病 連休明け 前日"

年末休暇の終わり

年末年始の休暇も今日で終わる。 昨年のうちに復職し、時短勤務でリハビリ出勤が出来る状態にはなっていたが、年末年始を挟んだため、復職直前の時と同じ不安が襲ってくる。 正確には不安の内容は少し違う変わっているのかも知れない。 前の日記で書いたように、明日からは長期休暇までといった目標がなく先が長いことや、本格的な業務復帰を意識するからだろう。

 

心療内科での診断

前回の通院で年明けをどうするかは次回話をしようということになっていたこともあり、今日は診察を受けにいく。 年末年始は休みだったため、経過報告よりも、今後の時短勤務をどうしていくかの診断・意見を頂くことが主目的になる。 モヤモヤした気分は早めに解消したいことや、最終日はなるべくゆっくり過ごしたい思いもあり、午前中に心療内科へ行くことにした。

連休を挟んだことによる不安なども話をして、それはすぐに理解していただけた。 その結果、ひとまず明日からの1週間は基本的には昨年と同様、4時間までの勤務として、様子を見て頑張れそうならば最大で5時間まで、ということになった。 復職時に会社に提出した「就労意見書」では、年末休暇に入るまでの期限で記載されたものだったため、この結果は、明日会社に説明しなければならない。 新たに期限を延ばした「就労意見書」を提出する必要があるかも知れない。必要なことだが、それはそれで労力が必要で疲れそうだ。

 

明日へ向けて

今日は幸い天気が良かったのと、早めに心療内科を受診したこともあり、日中はそれ程下がらずに過ごせた。 しかし、夜になるに連れて気分が下がりはじめて苦しくなる。 あれこれ考えると潰れてしまいそうだが、どうしても考えてしまう。 何とか気持ちをごかますために、ひとまずは目前の「明日出勤出来るか」、その一点しか考えないようにしよう。 もっと楽に「朝起きる」だけでもいいかも知れない。

なるべく小さな合格ラインを設けて、それだけしか考えない。きっと今はそういう考え方が必要なのだろう。 膨大な不安から一点だけに絞って、その不安をごまかすことだけ考えるのは、気を楽に出来るかも知れない。

何も考えないのが一番楽ではあるが、それはなかなか難しいので。 この方法が有効かどうかは今は答えは持っていない。 一つだろうが小さかろうが不安は不安なのだから。 その先もきっと、「通勤中に何か楽しいことが出来ないか」、「帰りに楽しいことが出来ないか」、「1週間後の週末に楽しむ計画を考えられないか」、そういった心をごまかす道具を持ちながら過ごしていかなければ潰れてしまうだろう。  

余談:好きな季節 全くの余談であるが、ふと思ったこと。 私は季節の中では昔から夏が断然好きである。暑いし湿度も高くなったり熱中症の恐れもあったりで苦手な人は多いかも知れない。 しかし、子供の頃は夏休みとなる季節だったからなのか、夏は明るいイメージで、少しワクワク感も持てるからだろう。 逆に冬は暗くて寒くて、心も体も縮こまってしまい、明るい気持ちになれない。会社に入ってからも年末は色々と厄介な行事が増えるし、年末・年度末に向かって忙しいだけの季節になる。 だから冬は大嫌いだ。 夏のイメージは7月中旬~9月中旬のたった2ヶ月。しかし冬のイメージは11月~2月の4か月もある。この差もいつも嫌だと思っている。 「冬季うつ」というものが存在するのが良く分かる。もっと冬休みを長くするような制度が出来たら嬉しい。大人も含め。 動物も冬眠する季節なのだ。人間だって冬眠したい