"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

1年後の再発(「抑うつ状態」から「うつ病」へ)

余裕がなくて、メモ記事しか書けていませんでしたが、このあたりで再発の記事を書きます。復職後、騙し騙しやってきましたが、再発してしまいました。

きっかけは、はっきり書けないですが

今回の症状は、前回(一年前)のものと同様に、

・朝会社に行けない状態になる

というものですが、あの時のように明確に、「あの仕事が終わっていない」とか「やるべきことが出来ていない」といった具体的なものではありませんでした。

にも関わらず、あの時よりも自分を責めるという意味で酷い症状だったようです。

 

昨年、休職に入った時期(出社出来なくなった時期)と全く同じ週での再発です。

1年経過しても、まだ残業ゼロの規制に守られながら、仕事も役職には見合わないようなことしか出来ない自分。

1年も経っているのに、自分はそんなんなのか?今までの経験が会社方針の変更で使えなくなった事実はあるにせよ、いつまでこんな状態なんだ、と焦ってはいました。

 

そんな時期に、少しプライベートでキツい出来事があり、もう何だが先が全く見えなくなりました。(と、いうより先を見ようと思えなくなった)

 

表面的な症状

会社に行けなくなった週は、何もすることが出来なくなりました

よく、食欲がなくなって食べられない、といった症状は聞きますが、そうではなく、

「食べることは可能かも知れないが、食べることそのものをしようと思えない

といった感じです。

同じように、お風呂も歯磨きも…何も出来ないまま1週間を過ごしました。

嫌なことしか頭に浮かばず、睡眠障害も続いていたため、本当に苦しい期間でした。

 

診察

結局、1週間会社を休み、1週間後に心療内科を受診しました。(週末しか診察していない心療内科なので、1週間後になってしまった)

診断

  • まずは物を食べていなかったので、診察室に入るときに足元がふらつき、倒れそうになったため、医師もただ事ではないと感じたようです。
  • 体重を見てみると、1週間で5Kgも痩せていました。
  • そんな中、診察の中で色々話したと思うのですが、おそらく医師への発言として「もうこんな自分には価値が無い」といったことを話したのでしょう。

結果、かなり重度と診断され、入院を勧められましたが、まずは会社を「診断の結果として休む」ということに決めるので、少し自責の念を取り除いて楽になることを期待して様子を見よう、ということになりました。

結果 

結果としては、3か月間の休職。

昨年よりかなり長いのだが、今回は昨年のように「早く戻って業務を回さなきゃいけない!」といった役割を持っている訳でもないためか、自分でもすんなり受け入れ、しっかり休もう、と思えたことは確かです。

(今の自分は会社からの期待も薄い、だったらもういいやという投げやりな気持ちもあったと思います)

 

休職に入った1週間

昨年はかなり焦りもあり、早く体調を戻して、動けるように …などと考えましたが、今回は無理でした。やはり長めの休養で正解だったのでしょう。

  • 翌週からは口に物は入れてみる。風呂などは毎日は無理…。
  • テレビなどの娯楽は何も楽しくない、むしろしんどいのでつけない。
  • 転職サイトを見てみたり…休職したのはいいが自分は何をしてるんだと思ったり。
  • 周囲への申し訳なさ、自分の不甲斐なさ、次復帰出来たら頑張りたいと気持ち的には思ってはいるが、どうしたらいいのかは考えられない。
  • 感情がない、周囲が別世界に見える(別世界だと考えないと苦しすぎる)。

 

今はまだ自分がどうなっていくのか、不安ですが、それもあまり考えられない状態なのかもしれません。(不安があるのは確かで苦しみもとても大きいです)