"うつ病 体験"ブログ

うつ病 体験記(進行形)

ストレス社会の中で発症してしまった「うつ病」の体験記、思いやノウハウなどを記します

"復職後 出社出来ない"…心が理由となる2回目の休み

"復職後 出社出来ない" 心が理由で休んでしまった(2回目)。

復職後2回目の突発休

今日は会社に行けなかった。体調ではなく、気持ちの面で休んでしまったのは今日で2回目である。 理由は明確で、昇格者向けの研修「職場のメンタルヘルス」というものがあったからだ。 さすがに自分が「うつ」なのに、このテーマで1日研修を受けるのは無理だと思った。

  • うつになる人の兆候などを教わるだろうが、それを聞いて自分を責められてるように感じるだろう。
  • 基本的に、うつではない人向けの研修だから、多少の見下し表現をしてくるだろうことにも耐えられない。
  • どうすべきかを教えられても、正しいと感じないこともあるだろう。
  • 自分の上司もこういった研修を受けて表面的に対応してくれてるだけかも、と思うと内容を聞きたくなくなる。
  • うつでもなく昇格した前向きな人達とグループワークをしても何も出来ない。当てられたりしても何も言えない。

ずっとそんな時間が続いたら、おそらく気持ちが潰れてしまう。 朝起きた時、相当悩んだ。 行ってしまえば何とかなるかも、という気持ちと、それで更に壊れてしまうかも、という気持ち。 頚椎の痛みや、週末の葬儀参列、最近、高頻度でめまいや体の痺れを感じたり、心臓を締め付けられるあの苦しさが多くなっている。 総合的に考えて、休む選択をしてしまった。逃げたことに変わりはないので自責の念は襲ってくる。 どうしたらいいのか分からなくなり始めている。気持ちに加えて、体の反応が強くて制御し辛い。  

順調に見えていただけの復職

今は時々の休みはあるものの、会社に行くことは出来ている。 でも、よく考えると「それだけ」なのだ。 大した仕事も出来ていないし、ゆるく時間を使い、滞在時間を延ばそうとしているだけ。 キツかった仕事とは距離を置いているが、心は痛いままで、現実逃避して甘えているだけ。 極力周りとは話したくもない。 昇格したが、前の職位相当のことさえ出来ていない。 そんな毎日が過ぎていく。 焦らず焦らず、と思っているが、会社はどう感じているのか。 意味ある仕事が出来ないなら短時間に戻す手もあるが、収入に影響がでる。 決して復職は順調とは言えない

 

何にどう戻りたいのか

考え過ぎて苦しくならないために、何も考えないことや、他事でごまかすことは覚えたように思う。自分を守るために。

でもそれは、無責任になっていくことでもあるように思える。

復職で元に戻るとは、何なのだろう。

前と同じ状態になることを指すならば、また潰れる可能性がある状態になる、ということになる。

上記の状態に加えて潰れない強さを持つことを指すならば、相当難易度は高い。 責任感などを弱めた楽観主義になることで潰れないようにするならば、それは戻るではなく別人になる気がして、それも難しい。 うつ病からの復職とは、どうなることを指しているのだろうか

最近よく考えてしまう。 答えは出せるのだろうか。